AutoCADで図面を作成していると、省略線や境界線として「ジグザグの線」を引きたい場面がありますよね。
この記事では、AutoCADでジグザグの線を引く手順と、波の大きさ(線種尺度)を調整する方法を分かりやすく解説します。記事の最後には実際の操作を収録した動画もご用意していますので、ぜひ参考にしてください。
1. ジグザグの線種(ZIGZAG)を読み込む
AutoCADの初期状態ではジグザグ線が選択できないため、まずは図面に線種を「ロード(読み込み)」します。
画面上のリボンから「プロパティ」パネルを開きます。
「線種」のプルダウンメニュー(デフォルトでは「ByLayer」などと表示されている箇所)をクリックし、「その他」を選択します。
線種管理のダイアログボックスが開いたら、右上にある「ロード」ボタンをクリックします。
線種のリスト一覧が表示されるので、下へスクロールして「ZIGZAG」を選択し、「OK」をクリックします。
先ほどの線種管理ダイアログに戻ったら、リストに「ZIGZAG」が追加されていることを確認し、再度「OK」をクリックして画面を閉じます。
2. ジグザグの線を引く
線種の準備ができたので、実際に線を引いてみましょう。
再度「プロパティ」パネルの「線種」メニューを開き、先ほど読み込んだ「ZIGZAG」を選択します。
「線分」コマンド(またはポリラインなど)を実行します。
画面上で、線のスタート地点となる1点目をクリックします。
続けて、終わりとなる2点目をクリックします。
「Enter」キーを押してコマンドを終了します。これでジグザグの線が描画されます。
3. ジグザグの大きさ(太さ・波の幅)を変更する
描いたジグザグ線が「細かすぎる」または「大きすぎる」場合は、以下の手順で線種尺度(ピッチ)を変更して調整します。
描いたジグザグ線をクリックして選択します。
キーボードの Ctrl + 1 を押して、「オブジェクトプロパティ管理」パネルを開きます。
プロパティ内の「一般」という項目の中にある「線種尺度」を探します。
数値を変更して、ちょうどいい大きさに調整します。
※大きくしたい場合は「2」や「5」など数値を大きくし、細かくしたい場合は「0.5」など数値を小さくします。
🎬 動画で操作手順を確認する
テキストだけでは分かりにくい部分は、以下の動画で実際の操作画面を確認してみてください。
まとめ 今回はAutoCADでジグザグの線を引く基本的な手順を解説しました。 「線種をロードする」→「線種を選択して描く」→「プロパティで尺度を変える」という流れは、一点鎖線や点線など他の線種を使うときにも共通する基本操作なので、ぜひマスターしておきましょう。