【AutoCAD時短技】計測不要!既存図形からフィレット半径をマウスで取得・設定する方法

 AutoCADで図面を作成しているとき、「すでにある角丸(フィレット)と同じ半径を使いたい」と思うことはありませんか?

わざわざ元の半径を計測したり、数値を入力し直したりするのは少し手間ですよね。実は、既存の図形からマウス操作だけでフィレット半径を取得する方法があるんです!

R(半径)の値が不明な場合でも、一瞬で同じサイズのフィレットを作成できる便利な時短テクニックをご紹介します。


操作手順:既存のRをマウスで取得する

💡 ワンポイントアドバイス この操作を行う前に、画面下のステータスバーから「オブジェクトスナップ(OSNAP)」の「中心」と「中点」をオンにしておくとスムーズです。

1. フィレットコマンドを実行する

リボンから「フィレット」を選ぶか、キーボードで F(または FILLET)と入力してEnterキーを押します。

2. 「半径」オプションを選択する

コマンドラインに表示されるオプションの中から「半径(R)」をクリックするか、R と入力してEnterキーを押します。

3. 既存のフィレットの「中心」を指定する

コピー元となる、すでにあるフィレット(円弧部)にマウスポインターをフワッと合わせます。 円弧の中心に「+(中心マーク)」が表示されたら、その+部分をクリックします。

4. 既存のフィレットの「中点」を指定する

続けて、円弧部の中点付近にマウスポインターを移動させます。 「△(中点マーク)」が表示されたらクリックします。 (※これで「中心から中点までの距離=半径」としてAutoCADに記憶されました!)

5. 新しいフィレットを適用する

あとは通常通りフィレットをかけるだけです。 新しくフィレットを入れたい角の、1本目の線をクリックします。

6. 2本目の線をクリックして完成

続けて2本目の線をクリックすると、先ほどマウスで取得したのと同じ半径のフィレットが作成されます。


【動画で解説】実際の動きを見てみよう

文字だけでは少しイメージしにくいという方のために、実際の操作画面を録画した動画をご用意しました。 マウスを動かす位置や、スナップ記号(+や△)が出るタイミングなど、ぜひ動画でチェックしてみてください。


まとめ

この操作を覚えておけば、「計測コマンドで測る」→「数値を覚えて入力する」という手間が省け、作図スピードが格段にアップします。 知っていると日々の業務でとても重宝する小技ですので、ぜひ実際の図面で試してみてくださいね。